小江戸の街「川越」を探索しよう

古き好き日本の姿

国内には結構色々な場所に「小江戸」と呼ばれる場所があります。
小江戸というのは江戸時代に小さな江戸のように発展をしていた場所、という意味で、埼玉県内にもそんな小江戸と呼ばれる場所が存在しています。
それが「川越」という場所です。
川越は現在でもなお「小江戸」の雰囲気を楽しむことが出来るような町となっており、散策をすることで古き好き日本の姿を再確認することか出来るでしょう。

それでは、川越で見ることが出来る場所としてどのような場所があるのかについて紹介します。
一つ目に紹介するのは「川越城本丸御殿」です。
現存している川越城本丸御殿は再建されたものであり、現物は1846年の火災で焼けてしまっています。
ただ、その時代に再建されたものであるとしてもやはり歴史的なものであることは変わりなく、現在でも多くの人が観光に訪れる名スポットとなっています。

あまり大きな規模のお城ではないものの、現在では拡張が行われるようになっており、中も楽しめる部分が増えました。
内部は博物館となっており、様々な当時のものが見られるようになっています。
小江戸巡回バスを使った時にも行くことが出来る場所であるため、まずはここからスタートするというもの良いでしょう。
朝の9時から入ることが出来るため、時間を無駄にせずに観光をしたい場合のスタート地点として利用できます。

次に紹介するのは「時の鐘」です。
これは川越におけるシンボルの一つ伴っているもので、ベースとなっているのは400年前に建築されたものでした。
その後何度も再建をされてきており、現在残っているのは明治26年に建築されたものです。
この時発生した大火事によって一度焼け落ちてしまっており、その後作られたものであったこともあり、川越の復興の象徴的な存在でもありました。

毎日四回、AM6時、PM0時、PM3時、PM6時に鐘が突かれるようになっており、その音色もまた川越の象徴的な存在です。
小江戸川越の建物は全体的に低いものが多いのですが、この時の鐘は16メートルとかなり背の高いものとなっているため、すぐに見つけることが出来るでしょう。

蔵の街を楽しもう

先に紹介した時の鐘があるのは「蔵の街」と呼ばれるエリアで、ここは名前の通り「蔵造り」でよく知られていた場所でした。
そのため、現在でも蔵造りの住宅が多く残っており、これが江戸のような雰囲気を作るために寄与しています。
この場所も明治時代の大火事で一度焼失してしまっているために再建されたものではありますが、雰囲気を感じるためには十分なものとなっています。

さて、そんな蔵の街エリアの中には「菓子屋横丁」という場所があります。
ここは古くから菓子の販売が行われていた場所で、今でも餅やせんべいなどの昔から楽しまれたお菓子が購入出来るようになっています。
大人が楽しめるのはもちろんのこと、子供と一緒でも十分楽しむことが出来るのが魅力的です。

蔵の街は全体として「江戸時代」や再建された「明治時代」の風情を感じさせるものとなっていますが、実はより新しい「大正時代」を感じさせるような場所も存在しています。
大正ロマン夢通りと呼ばれる場所で、江戸時代の建物ともまた違う、それでいて現代の建物ともやはり違うような風情のある特徴的な建物が多く残されています。
この場所は様々なドラマのロケ地としても利用されてきたということもあり、いわゆる「聖地巡礼」のために利用されることもあります。
こちらは当時のまま残されているものということもあって、やはり感じさせる風情も良いものです。

そんな川越では、毎年10月に「川越まつり」というお祭りが開催されています。
川越氷川神社にルーツを持つお祭りで、もう360年以上に渡って継続されてきた伝統的なお祭りです。
山車で町中を駆け巡るのが特徴的なイベントの一つとなっています。
この山車も1つ1つが細かい彫刻が行われているなど、歴史を感じさせるものも多く、もし川越探索をしたいというのであればこの時期を狙ってみるのも良いでしょう。

時期が合わない、という時でも、川越まつりで使われた山車などが展示されている「川越まつり会館」があるため、こちらを見に行くことでも雰囲気を味わうことができます。
日曜祝日になるとお囃子の実演なども行っているため、少しでも祭りの空気を感じたいのであれば組み込んで見るのが良いでしょう。