実はうどん王国!?埼玉県加須市の手打ちうどんを徹底調査

根底にあるのは利根川の存在

「うどん」というと、皆さんはどこのことを思い浮かべるでしょうか。
やはり多くの人が思い浮かべるのは、さぬきうどんを要する香川県なのではないかと思います。
この他にも、稲庭うどんや水沢うどんなどがありますが、「うどん」と言われた時に埼玉県を思い浮かべる人はあまり多くはないのではないでしょうか。
しかし、実は埼玉県というのは「うどん」が多く生産されている場所だということをここで紹介します。

埼玉県のうどん生産量は、うどん県を自称する埼玉県に次いで第二位となっています。
これは埼玉県が小麦の生産に適した環境であるということが多く関係しており、昔から親しまれてきたことが関係しています。
さて、それでは埼玉県内の何処でそれほど多くのうどんが生産されているのでしょうか。
ここでは埼玉県随一のうどん生産地である「加須市」について紹介します。

まずこの加須市ですが、埼玉県の北東部に位置している市の一つです。
この加須市内だけでもおおよそ40軒ものうどん店が存在しており、かなり幅広くうどんが楽しまれているということがわかります。
多くの店が「手打ち」うどんを作り提供しているというのも特徴の一つです。
それでは、何故これほどまでに多くのうどん店が存在し、うどんが生産されるようになっているのでしょうか。

前述の通り、埼玉県というのは小麦の生産量が多く、うどんの生産に適した環境となっています。
その環境を支えているのが、市内に掛かる「利根川」です。
流域面積日本一で知られるこの利根川はこの地域に取っての魅力的な水源であり、昔から様々な農耕を支えてきました。
その為、年貢が存在していた時代から年貢のために作る「米」と自分たちが食べるために作る「小麦」をそれぞれ二毛作として作成してきたという歴史があります。

これが広く知られるようになり、江戸時代の中頃になると埼玉のうどんはいろいろな場所で知られるようになっていきます。
そんな中で特徴的なうどんであるのが「冷つゆうどん」です。
温かいうどんではなく、冷たいうどんとして提供することが多く、つゆとしては胡麻味噌が使われているのが特徴となっています。

あついうどんもある

ただ、埼玉県内で食べることができるのは冷たいうどんばかりではありません。
冬場になると温かいうどんも恋しくなるものですが、ちゃんとそういった温かいメニューというのも提供されています。
そんなメニューの一つとして「けんちん味噌うどん」というのがあります。

けんちん味噌うどんは中華のあんかけのような具材を使ったうどんで、大きくカットされた具も楽しむことが出来るうどんとなっています。
この他にも、鴨南蛮を使ったうどんなど、温かいうどんでも色々なバリエーションがあるため、うどん好きの人にも埼玉は良い場所です。